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京都造形芸術大学院 修了展

​多種多様の花々が、試験管にそれぞれ100本生けられている。花の前にはスピーカーが設置してあり、スピーカーとそれぞれの花に糸が繋がれている。スピーカーからは、ミツバチの羽の音が流れており、その振動により、糸が震えている様子を見ることができる。この作品は、「ミツバチの羽を効かせた花が、一時出来に蜜の糖度を上げた」という研究から連想した作品である。花は、蜂の羽ばたく羽の振動音に花弁を通じて反応し、蜂は糖度の高い花の蜜を持つ花に引き寄せられ蜜を集める。​ミツバチと花との関係性について考察する作品となっている。

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